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同棲していた彼氏は二股でした
二年間付き合っていた彼氏に突然振られた実鈴。
あろう事か彼氏に二股をかけられ、挙句デキ婚だと言うのだからたまったものじゃない。
つまり、浮気相手だったのは自分の方。
以降、同棲までしておきながらそれまでの二年間が嘘のように綺麗さっぱりなかった事にされ、同僚でもあったが故に無碍にもできず、嫌々結婚式に出席する羽目にまでなった。
当然二次会なんて行く気にもなれない実鈴は、行きつけのバーで鬱憤を晴らすようにしこたま飲んだくれ、案の定ぶっ倒れてしまう。
あくる日、目を覚ますと何故か自分は自室のベッドの中。
しかも向かいには何と隣の課である男・鳥栖が・・・!
なんていうベタな展開!ww
しかし二人はきちんと服は着たままだ。
どうやら本当に眠っていただけのようだが、何故こんな所に彼が・・・?
聞けば同様に二次会に参加しなかった鳥栖も、道中立ち寄ったバーで実鈴と出くわしたらしい。
その時には既に飲み潰れていた彼女を、同僚だからという理由で運ばされたのだそうだ。
目の前で綺麗なお姉さんが酔い潰れてたら、何もしないで大人しく寝るとか普通なかなかできない・・・と思う・・・ww
いや、でもそれができるなら一緒に寝ないでそのまま帰れよと(^^;)w
――普段会社ではクールを装っていた実鈴は見事にそのイメージを崩され、その上酔った勢いで新郎が実は彼氏で、しかも二股をかけられていた事、デキ婚された事まで暴露してしまっていたらしい。
鳥栖のお蔭で消えていく元カレの面影
その日から鳥栖は何かにつけて彼女の部屋を訪れては、何をするでもなくのんびりとした時間を共に過ごした。
実鈴も最初こそ抵抗があったものの、鳥栖の勢いに流されながらそれを受け入れてしまう。
彼はお掃除が好きな振りをして、事あるごとに「元カレ」の残していった物をそれはもう自然に、さり気なく処分してくれていた。
このさり気なく処分するシーンが凄く好き。
「これ、もう要らないよね?」とか「こんな物捨てちゃえよ。」とか言うでもなく、無理を強いる訳でもなく。
ふっと、「ああ、そういえばそれって元カレのだったっけな~。」程度に思わせてくれる程の自然な流れで消していってくれる鳥栖の気遣いに、凄いきゅんときた・・・っww
段々と彼女の部屋から「元カレ」の面影が無くなっていく。
あのまま実鈴一人でこの部屋に取り残されたら、きっと彼女は今でも悲しみで打ちひしがれていたに違いない。
元カレの物さえ一つも捨てられず、何もできずに部屋でただ独り、ぼうっとしている事しかできなかったかもしれない。
それを鳥栖が徐々に払拭しっていってくれる。
一時は彼に身を委ねそうになった。
けれど、また同じ事になってしまったら。元カレの時のように、また・・・捨てられてしまったら。
その時の喪失感を再び味わうくらいなら。
あんな思いはもうしたくない。
そうして、実鈴は鳥栖の手を振り払ってしまう。
鳥栖から元カレへの制裁
鳥栖が彼女を部屋を訪れなくなってから一週間。
元カレに子供が生まれる。
赤ん坊の待受け画像で盛り上がる同僚達。
その後、社内で二人きりになった実鈴と元カレ。
平常心を保ち、ただの同僚のようにあくまで自然に、彼女は手元に置かれた元カレの携帯へ手を伸ばし、その待受けを覗こうとした。
が、元カレはその携帯をさっと隠し、とんでもない一言を彼女に浴びせる。
凍りつく実鈴。
しかしその直後、突然何処からともなく元カレの胸倉を掴んだ男が――!!
いよっ!待ってました!
元カレが実鈴に放った言葉には腹が立った・・・けど!
それ以上に鳥栖が元カレに放ってくれた言葉に、はーっ!すっきり((o>∀<o))
そのまま殴りかかるかと思いきやそうする訳でもなく、ただ元カレが彼女にしてきた仕打ちを思い知らせるような冷静な一言に、実鈴も私もきゅん(。・・。)
何故、鳥栖は実鈴にここまでしてくれるのか。
酔った勢いで元カレの行いを暴いてしまったからだけなのか。
そこには、鳥栖が彼女に惹かれたもう一つの理由があって―――。
こんな素敵な男性いるとですか・・・?(;∀;人)
スマホで読んでみて
実は、「外面が良いにも程がある」が電子コミックデビュー作品です。
その理由は、紙の本での出版がされていないからです。
コミックランキングで、外面が良いにも程があるを知りアマゾン等で
調べても出てこない・・・。
その時、電子コミックサイトというのを知りました。
初めて電子コミックを読んだ感想は・・・凄く綺麗!
私には、紙のザラザラ感がなくて綺麗に絵や文字も読めて
どこでもスマホ一つあれば、好きな漫画が読める点が
気に入りました。
あと、非常に気に入っているのが無料試し読みというものです。
ほぼ、全タイトルの漫画が数十ページ読めるというサービスです!!
この「外面が良いにも程がある」も、登録なしで無料試し読みが
出来るので是非読んでみてくださいね^^
PCでの方は、eBookJapanがおすすめです。
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